2015年

8月

13日

心ある応答技法とは

こんにちは。養成塾の塾長、鈴木雅幸です。


今日はカウンセラーの応答技法について。


月1~2回ほど開催しているオープンセミナーでは、授業のはじめに、参加者の自己紹介の時間があります。


その際、セミナーに参加した理由をお話くださる方も多いのですが、中でも最も多くあがる理由があるんです。


セミナー参加の最大の理由、それは「応答技法」です。



どういうことか?



応答とは、クライエントの話に対して投げ返すカウンセラーの言葉。


カウンセリングを学んでいる多くの人が、この「応答技法」に苦労していたり、悩んでいたりするのです。


この応答一つで、面接の流れが左右されますし、カウンセリングの成否に決定的な影響を及ぼす重要なものだといえます。



ところが、これほど重要な応答技法ですが、多くの人たちが次のことがわからないと悩むようです。


1)どんな言葉を返せばいいのか?


2)どのタイミングで言葉を言えばいいのか?



特に1)については、本当にたくさんの方が悩んでいます。


悩むというより、わからなくて途方に暮れる・・といってもいいでしょう。



クライエントが話してくれた話に対して、カウンセラーとしてどう応えればよいかがわからない。


これは、カウンセリングそのものの土台を揺るがす問題ですね。


なぜなら、ここでつまずいてしまうと、クライエントとの信頼関係も築けないし、そもそもカウンセリングにならないからです。



あなたはいかがでしょう?


応答技法に不安や迷いはないでしょうか?



応答への不安・迷いを抱えた参加者がほとんどなので、オープンセミナーではこの疑問に真正面から取り組みます。


つまり、


1)どんな言葉を返せばいいのか?


⇒的確で深い理解の仕方、適切な言葉の選択のポイントを伝える


2)どのタイミングで言葉を言えばいいのか?


⇒正確に聞く力(傾聴の力)、聞く姿勢など、それぞれを習得



こうしたことが重要になるので、これらを学習し、習得するためのトレーニングをして頂きます。


そして、自分のものとして、さらにしっかりと習得したい方は本格的な集中トレーニングカリキュラム(養成講座)を受講されます。


オープンセミナー、そして「養成講座」による細かい、徹底した指導によって、応答技法を習得して頂きます。



しかし、ここで大事なことがあります。


応答技法は、単なる技法ではありません。


応答技法には、何よりも大切な基本があります。


その基本について、私はセミナーの中でこうお答えしています。



「応答祇王の基本は、相手を理解したいという強い思いです」



技法とはいっても、この思いが中心にないと、それは死んだ技法でしかありません。


技法を生きたものにするのは、聞き手の姿勢。


クライエントを理解したい、その人を理解したいという思い。


クライエントの問題ではなく、クライエントその人を理解したいという思い。


この思いをどこまで強く持ち続けることができるのか?


これが「応答技法」の基本中の基本だと思っています。



目の前に座っているこの人を心から理解したい。


この人の話の内容だけでなく、その話を通してその人自身にふれたい。


この人の経験したこと、気持ち、人生観などをわかち合いたい。


こうした純粋な思いこそ、カウンセリングの命といってもいいでしょう。



「心ある応答技法」を身につけるには、この命ともいえる思いを強く意識してみてください。

 

 

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