2015年

3月

05日

傾聴に王道はあるのか?

【傾聴に王道はあるのか?】


昨日オープンセミナー「傾聴トレーニング」を実施しました。


そこでの質疑応答や、セミナー終了後の懇親会でも、

様々な質問が出ました。


そうした質問に答えながら、改めて私はこう思いました。



「みんな、困っているんだな・・・」



今回は医師の方、コーチの方、産業カウンセラー、心

理カウンセラーの方、キャリアカウンセラーの方などが参加。


傾聴トレーニングのプログラム「ロールプレイ」も、

今回はコーチングのコーチ同士のロープレとなりました。



お二人ともかなり勉強されて、

なおかつエネルギーの高いものをお持ちでした。


今回はコーチングを実施していく上でぶつかる問題も含めて、

よく寄せられる「困りごと」を挙げてみます。



・セッションのやり取りが深まらず、どうしても浅いまま終わる。


・引き出そうと質問をするが、なかなか引き出せず、

段々セッションが行き詰る。


・クライアントの話を聞いていると、

どうしても感情的に落ち着かなくなり、聞けなくなる。


・質問をしていい場面と、質問がNGの場面の見極めができない。


・傾聴というと、結局ただ聞いているだけで終わってしまう。


・共感といっても、自分は本当に共感出来ている気がしないのに、

共感したように見せてしまう。


・メンタルな問題にどうアプローチすればいいかわからない。


・症状や感情を一時的に納めても、根本的な問題が解決されない。


・技法に意識がいくと技巧的になり、

あり方を意識すると何もできなくなる。


・段々何と言葉をかけてあげればいいかに窮していく。


・アドバイスをしても「それが出来れば苦労しない」

という雰囲気に終わる。



これはほんの一部ですが、

例えばということでこんな問題にぶつかるようです。


私はこうした質問にはいつも明確にお答えするようにしています。


決してお茶を濁したり、

わかったような回答はしないように心がけています。



一言でいうと、これらは

「間違った教え」によって生まれた混乱です。


もしくは教わったことへの理解が不十分なことによるものです。



養成講座に入塾された方には、先ずその「間違った教え」を正し、

「正しい教え」を頭だけでなく神経レベルに浸透するまで

トレーニングをして頂きます。


正しい教えを知り、その実践に努めれば、

それまでと違った展開になるのは当たり前のことです。


現に学習を継続している塾生は、

その「あり方」やケースを見る「観点」、

そして実践方法まで変化していきます。


それまでどうしても突破できなかった壁を一つ、

また一つとクリアしていきます。



人間とは不思議なもので、突破するまでは

「これは大変な壁だ」「自分に突破できるのか?」と弱気になります。


しかし、一旦突破してしまうと、そういう壁があったことも忘れてしまうし、

突破できた自覚はあっても、あまりそこに重きを置きません。


なぜなら、次なる壁にむかって真っ直ぐ気持ちが向かうからです。



私も「聞ける」ようになるまでは、実に5~6年かかりました。


わが師の吉田も同じ年数がかかたと告白していました。


5~6年が長いのか、短いのかはわかりませんが、

その間は霧に包まれた山を登り続けている感覚でした。


いつたどり着けるともわからない、

見えない山頂に向けてとにかく歩き続けたのです。



正直、途中で何度足を止めたり、後退したかわかりません。


いったいいつになったら聞けるようになるのか?


本当に自分は聞ける感覚を獲得できるのか?


そんな迷いとも葛藤しながらの日々でした。



しかし、いろいろ思い悩んでも、

最後には必ず「ひたすら歩くしかない」という結論に至るのです。


そしてその結論は頂上にたどり着いたときに

はじめて「正しかった」とわかるのです。



ですから、もし皆さんが自分の目指す頂上に

未だ辿りつけないのなら、正しいかどうかもわからないでしょう。


登った人間にしかわからない。


つまり、上った人間がいたということを信じて取り組むしかありません。



今、それぞれの立場で様々な困り事に直面しているかもしれません。


しかし、最後には正しい道を見つけ、

その道をひたすら歩くことが、その問題を解決する王道です。




 

>>オープンセミナーの詳細はこちら
  

 

カウンセリング90秒「Q&A」

無料版をお試しいただけます。

>>無料版を試してみる 

 

 

 

追伸:

「養成塾」では、カウンセリングについて迷ったとき、
困った時の指針になるメルマガを配信しています。


●バックナンバー<1>

●バックナンバー<2>

 

プロのカウンセラーの「傾聴」「共感的理解」などのスキルから
心穏やかな生き方、心を通わす術(すべ)のヒントまで、
「深いい話」と読者にも好評です。↓↓↓

 



メールアドレス:

 (必須)
お名前  (必須)