自分を助けてくれるもの

こんにちは、塾長の鈴木です。

 


「ど・・どうしよう・・」

 

自分のそれまでのキャパを超えるような対応が必要な場面。

 

そういう場面では、どう言葉を返せばいいのかすらわからず、
ただ黙っていることしかできない。

 

そういう沈黙の時間は、恐ろしく長く苦しいものですよね。

 


そして、そのカウンセリングを振り返るとき、
自分の力不足を痛感します。

 

クライエントに、只々申し訳ない気持ちになります。

 

あなたも経験はないでしょうか?

 


私はそうした場面や経験は何度もしています。

 

その度に、自分の力のなさを痛感し、自分を責めたものです。

 

こうした事態を回避し、より確かなカウンセリングを行う。

 

そのために、私たちはどうすれば良いのでしょうか?

 


この問いに対する答えは、実は至ってシンプルです。

 

あまりにシンプル過ぎて、何の慰めにもなりません(笑)

 


しかし、この苦悶の時間を克服する答えは、
やはり、次のようにすごくシンプルなものなんです。


「もっと力をつけること」


やっぱり何の慰めにもなりませんね(笑)

 

しかし、一見、何の慰めにもならないこのことが、
結局は一番自分を助けてくれます。

 


どう対応すればいいかわからなくなるのなら、
対応する力をつける。

 

どう対応すればいいか判断がつかなければ、
判断材料を見極める力をつける。

 

そのために聞く力、理解する力を少しでも磨いていく。

 


いろいろなことを考え、試行錯誤しても、
結局はここに行き着きました。

 


心の世界で起きる経験を深く理解する力。

 

言葉を通して、その裏にある微妙な心情を察する力。

 

沈黙に戸惑うのではなく、むしろ沈黙を活かすだけの力。

 

誰も気づいていない問題の真相を見抜く力。

 


こうした力がつくことで、
不安や迷いをいつの間にか消してくれます。

 

遠回りのようで、結局はこれが一番近道のようです。

 


ただ、この取り組みに終わりはありません。

 

どんなに力をつけても、また新たな問題にぶつかります。

 

新たな問題にぶつかったら、
また力を磨いていくことになります。

 


本当にその繰り返しだと思います。


それでも「力をつける」ということは、
いろいろな場面で自分を助けてくれます。

 

そしてこれは、カウンセリングに限った話ではありません。

 


日常の人間関係、人生を生きていく上で、必要な力をつける。

 

そうして力をつけることで、
生きていく中で不要に傷つくことを防げます。

 


そして不要に傷つかないばかりか、
何か人の役に立つこともあります。


「あの時の、あなたの一言に救われた」


こういう言葉が返ってくることもあります。

 

それは、人を思いやる気持ちと、
思いやれるだけの力を持てるようになったからです。

 


力をつけるというのは、
何も人に誇ったり鼓舞するためではありません。

 

自分が人の役に立つために、
自分が必要だと思うことを遂行するために力をつけるわけです。

 


その道のりは決して平坦ではないでしょう。

平坦どころか、むしろ山あり谷ありの道のりになるはずです。

 

でも、そもそも私たちの周りに
「平坦の道」など、あるのでしょうか?

 


振り返ってみてください。


これまでの人生、大なり小なり、山があって、谷があって、
その繰り返しだったのではないですか?

 

でも、その山を越え、谷からはい上がり、
今、その経験が役立っていませんか?

 

一山越えるたびに、一谷はい上がるたびに、
人生を生きていくための"脚力"や"体力"がついていませんか?

 

そしてそれが自分の精神力を強くしてきたのではないでしょうか?

 


まだまだ自分はそんな力などない?

 

心配いりません。

 

 

今から少しずつつけることができます。

 

そう「力をつけたい」という思いと
「力をつけよう」という選択があればいいんです。

 

様々な問題にぶつかり、その度に心を痛めることもあるでしょう。

 

それでも私たちは前に進んでしまう生き物なのかもしれません。

 

前に進もうと思わなければ、そもそも心は痛みませんからね。


 

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