こんにちは、塾長の鈴木です。
「話を聞いていて、余計な感情が湧いてしまう」
養成塾に参加されるセラピストの方で、
時折、このような問題を話す方がいます。
クライエントの話を聞いているうちに、
否定的な見方や感情が出てきてしまうというのです。
例えばクライエントの話を聞いてくうちに、途中から
「そんな考えだから悩むのに・・・」
「もっとこうした方がいいのに・・」
という具合になる場合です。
あるいは、何かわからないけどモヤモヤしてきたり、
イライラしたり、落ち着かない感じになる場合です。
確かにこういう状態になったということは、
もうその時点でクライエントの話を聞けていない状態です。
アドバイスしたくなったり、反論したくなったりというのも
同じような問題だといえます。
こうした問題から脱却してレベルアップするためには、
以下の2つを改善する必要があります。
1)自分自身の価値観、捉え方を知る
ある話になると否定的な感情がわいてきたり、
落ち着いて聞いていられなくなるというのは、
狭い価値観、偏った価値観に起因している場合があります。
あるいは、過去に消化しきれていない経験があり、
それが思い出されて聞けなくなるということも考えられますね。
これはスーパーバイザーのカウンセリング(教育分析)を受け、
自分なりに克服していくことが必要になります。
2)クライエントの経験の世界にしっかりとフォーカスする
クライエントの内面、経験の世界に全神経を集中させ、
そこからその関心をそらさないようにして聞くことです。
そのための訓練を継続してしっかりと受けることが必要です。
クライエントの言いたいこと、訴えたいことを
出来る限りそのまま理解できるようになること。
そのための研修や訓練を積むこと。
ここにひたすら注力すれば、こうした問題はクリアできるでしょう。
カウンセリング「Q&A」
90秒無料オンライン講座
追伸:
「養成塾」では、カウンセリングについて迷ったとき、
困った時の指針になるメルマガを配信しています。
プロのカウンセラーの「傾聴」「共感的理解」などのスキルから
心穏やかな生き方、心を通わす術(すべ)のヒントまで、
「深いい話」と読者にも好評です。↓↓↓
※ここからも登録できます。
「養成講座」の資料は
>>ここをクリック
コメントをお書きください