小さな変化こそ、実は大きい

こんにちは、塾長の鈴木です。

 

今日は「養成講座」を修了された方限定の勉強会でした。

 

形式としてはグループカウンセリングのような形になりましたが、
ある塾生のテーマをいろいろな角度から話し合っていきました。

 

そんな中で、まあ、いろいろ出たのですが、
一つ、養成塾に通って自分がいかに変わったか・・という話も出ました。

 


何が、どう変わったのか・・・・・

 


正直、即効性もなければ、目に見えた変化もないとのこと(^^;

 

しかし、ジワジワと時間をかけて

大きな変化をゆっくりと感じるらしい。

 

これがなかなか説明が難しいとのことです。


この話を聞きながら、私は、河合隼雄氏の話を思い出していました。

 

話というか、氏の書籍に書かれてあった話です。


それはどんな話かというと、こういうことです。


人間というのは、180度変わる方が、実は簡単だ。

 

カウンセリングなどを経験すると、確かに変わるし、変化を実感する。

 

けれども、その変化はたったの5度くらい、ほんとうに小さなもの。

 


ところが、この小さな変化が実は大きい。

 

一人の人間が、たったの5度変わるということが、

とても大変なことだったりする。


河合氏の話の趣旨は、このようなものでした。

 

 

実際、私もカウンセリングでたくさんの人たちを見てきて、
この「たった5度の変化」に数多く遭遇してきました。

 

その経験から、そのたった5度の重さ、

大切さを身に沁みて実感しています。

 


「劇的な」とか「すぐに」「目に見えて」という変化は、
ある意味もろ刃の剣というか、同時に危うさを兼ね備えているものです。

 

すぐに変わったものは、すぐに戻ってしまう。

 

そういうリスクというか、それが真実であったりもします。

 


そうではなくて、ゆっくりと時間をかけて小さな変化が起きる。

 

こんな変化にそんなに時間をかけて・・・という話です。

 


でも、人間が本当の意味で成長するということは、
本来はそういうものかもしれません。

 

それは雑草が気の遠くなるような時間をかけて、
アスファルトをジワリと突き破るが如くです。

 

そうした変化は確かな変化であり、「定着性」が出てきます。

 


気の遠くなるような時間をかけて、小さな変化が起きる。

 

でも、そうした変化は一旦起きると、長きにわたり定着する。

 

人が何かを身につけ、成長していくとは、

そういうことかもしれません。

 


ちなみに、養成塾の塾生たちは、養成塾に通うのが、
時として辛く感じることがあるそうです。

 

それは、自分が何をどう「出来ないのか」を確認されるからとか。

 


しかし、それは生みの苦しみのようなもので、
やがて自分の内面に小さな変化を見つけることができる。

 

その喜びが養成塾に通い続けるモチベーションなのだそうです。

 


ただ、そういう話をすると、

 

「お金払ってまでして、なんでそんな思いをする所へわざわざ通うの?」

 

と言われてしまうのだとか(笑)


人はあるものを図りにかけ、重みを感じた方を選択するのでしょう。

 

自分にとって大切であり、必要だと

思えるものは、人によって違います。

 

「たった5度の変化」に何かを感じた人が、

養成塾には集まってくるようですね。

 


 

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