こんにちは、塾長の鈴木です。
カウンセリングやセッションで、ついつい喋ってしまう。
そういう悩みを持つカウンセラーやセラピストがいらっしゃいます。
しかし、このようにまだ自覚があるならいいんです。
自分で「問題だな」とか「気をつけよう」と思っているならまだいい。
自分がクライエントを差し置いて、ベラベラ喋っているのに、
その自覚すらないカウンセラーの方が、多いかもしれません。
カウンセリングというのは、実は、カウンセラーやセラピストが
喋れば喋るほど上手くいかなくなるのです。
カウンセラーが「間」や「沈黙」を怖れたり、打つ手に窮してしまい、
何かしなければと焦り、思わずいろいろ喋ってしまう。
自分の知識を披露したり、経験談を悦にいって話してしまう。
自分の価値観をクライエントへの理解も不十分なままに押しつけてしまう。
そういう不用意な動きは、間違いなく失敗してしまいます。
実は、カウンセリングの力のあるカウンセラーほど、
面接ではあまりしゃべらないという事実があるのです。
力のあるカウンセラーは、クライエントに多く話をしてもらい、
それに最小限の対応しかしないのです。
対比でいえば、話すボリュームは
クライエント7に対し、カウンセラーが3程度。
この比率はケースバイケースではありますが、
それだけクライエントに十分に話をしてもらうわけです。
カウンセリングの基本の一つに、次のことがあります。
「クライエントが話したいことを、
話したいように、話したいだけ話してもらうこと。」
そこにカウンセラーが最少で最適な対応で応える。
この連続でカウンセリングは機能していくわけです。
力のあるカウンセラーほど、多くを語らない。
力のあるカウンセラーほど、静かで、安定していて、
それでいて核心を見据え、言葉少なに対応していく。
そういうカウンセリングが最も成果を上げる面接なのです。
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