肯定も否定もしないカウンセリングという心理療法

こんにちは、鈴木です。

 

 

「肯定も否定もしない」


カウンセリングは基本的に、肯定も否定もしない心理療法です。

 

否定をしないというところは、説明は不要でしょう。

今日は「肯定をしない」というところについて考えてみます。

 


一般的に肯定はOKだと考えられています。

 

例えば「ほめる」ということが、
教育の分野で重視されていたりします。

 

このこと自体、それこそ単純に否定されるようなものではありません。

 


では、カウンセリングという心理療法においては、
なぜ「肯定もしない」という表現になるのか?

 


カウンセリングでは、クライエントの自由を重視します。

 

この場合の自由とは、面接の時間内では、
制約や禁止のない環境を経験してもらうという意味です。

 


自分の話したいことを話したいだけ、自由に話す。

 

自分が取りたい態度を取りたいようにする。

 

暴力以外は自由に振る舞っていいという時間にします。

 


様々な心理的な抑圧や緊張などによって、
自分らしくいられなくなったクライエントに、
自分本来のあり方を取り戻してもらう。

 

その先に精神機能の回復や、心理的な成長が起きる。

 

そういう仮説と実証のもとに、カウンセリングは
クライエントの自由を重視しています。

 


問題は「肯定もしない」と、ここでいう「自由」とが
いったいどう関係があるのかということです。

 


答えはこうです。

 


クライエントに何らかの「肯定」をカウンセラーが与えることで、
その「自由」に「ある方向づけ」が生まれてしまう場合があります。

 

するとクライエントはカウンセラーが肯定してくれるような
態度や話を選択してしまう場合が起きてきます。

 


そして「肯定」をするということは、同時に
何かを「否定」することをも意味します。

 

カウンセラーに肯定されたことによって、
クライエントがまだ語っていない何かを否定する。

 

そういう危険性もはらんでいるわけです。

 


もちろん、場面やクライエントの状態によっては、
「否定」や「肯定」が大事なときもあります。

 

しかしそういう限られたケースを除いて
基本的には「肯定も否定もしない」というのがセオリー。


つまり「カウンセラーが、ここで肯定することが
クライエントにとってどんな影響を及ぼすか」が
わかっていることが重要になるわけです。

 

 

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