クライエントの質問したことしか答えない?

こんにちは、鈴木です。

 

 

「クライエントの質問にどう答えるか」

 


これはカウンセラーにとって、常に重要なテーマとなります。

 

中には「(クライエントの)質問したことしか答えない」という
クライエント側の不満が出てくる場合もあります。

 

 

しかしこの不満の意味するところについては一考を要します。


なぜかというと、こうした不満が出てくる背景として、
次の2つの場合が考えられるからです。


1)カウンセラーが鈍感な場合

2)クライエントの依存心が強い場合


それぞれについてご説明します。


1)カウンセラーが鈍感な場合

 

クライエントが何らかの質問をした際に、
その言葉を額面通り受け取って回答してしまった場合です。


質問によっては、その質問をした意図や気持ち、
そういう質問をしたくなる背景まで理解したり、ふれたりする。

 

そういう対応の方が賢明であったり、
また、そういう対応をクライエントがどこかで望んでいたりする。


この場合はやはり、単に質問事項に答えるというよりも、
そうした意図、気持ちなどに「応える」ほうがベターです。

 

あるいは、「こう言って欲しい」という意図があって、
それをあえて「質問」という形で発してくる場合もあります。


いずれにしても、クライエントの質問や問いかけの意味を
カウンセラーはよく感じ取る必要があります。

 


2)クライエントの依存心が強い場合

 

クライエントは様々な問題に悩んでカウンセリングに訪れます。

 

ですから「早く答えが欲しい」「すぐにでも楽になりたい」という
こういう気持ちがあって当然といえるわけです。


ところが、実際に人生でぶつかるこうした問題というのは
その答えや解決の糸口がすぐに見つかることが少ないのです。

 

「どうしたら良いですか?」

「だったらこうしたら良いです」

 

こんな風にはなかなかいかないわけです。

 


むしろ、カウンセラーの方も、どうしたら良いかわからない。

 

お互いに「どうしましょうか・・・」というところからスタートする。

 

カウンセリングはこういうプロセスから始まるわけです。

 


カウンセラーの重要な役割の一つ。

 

それは「依存心を抱くのも無理はない」という状態から
粘り強く自分の問題を主体的に解決しようという姿勢への転換。

 

こうした変化がクライエントの内面に起きるように導くことです。

 


こうして考えると、クライエントが発する質問に対して、
カウンセラーがどう応えていくのかということは、
カウンセリングの成否にとても大きな影響があるといえますね。

 

 

>>体験講座の詳細はこちら

 

追伸:

「養成塾」では、カウンセリングについて迷ったとき、
困った時の指針になるメルマガを配信しています。


●バックナンバー<1>

●バックナンバー<2>

 

プロのカウンセラーの「傾聴」「共感的理解」などのスキルから
心穏やかな生き方、心を通わす術(すべ)のヒントまで、
「深いい話」と読者にも好評です。↓↓↓



メールアドレス:

(必須)
お名前 (必須)

 

ここからも登録できます。

 

 

「養成講座」の資料は
>>ここをクリック