「実力はこうして伸びる」メルマガ第95回:2014年3月4日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

 「カウンセリングの実力はこうして伸ばす」


世の中にはカウンセラー資格がたくさんあります。

このメルマガをお読みのあなたも、何らかの資格をお持ちかと思います。

ある意味、社会的認知度の高い資格の代表格としては、
臨床心理士と産業カウンセラーなどが該当します。


しっかりとした資格機関、協会では、必要な知識の習得と
徹底した実習をカリキュラムに組み込んでいます。

ただ、実際にはカリキュラムは同じでも、
指導者の指導の仕方に差があるのは否めないようです。

いずれにしても、学習してきたことが現場でしっかりと生かせれば良いわけです。


ただ、臨床の学習には、これで終わりということはありませんね。

現場を積んでいく限り、同時に学習(検討)も続いていくものです。

自分が行った心理面接やセッションをきちんと振り返る。

こうした検討機会を疎かにしていれば、当然、面接(セッション)の質は落ちていきます。


では、毎回の面接(セッション)で検討すべきことは、何でしょうか?

検討すべき事項は、こういうことになります。


「クライエントの精神機能が回復するために必要なことは何か?」


クライエントが立ち直るためには、健康的な心の働きが必要です。

健康的に心が働くには、自分の心の状態や動きを
しっかりと意識化できる(気づく)ことが第一歩です。

自分の内面を意識化するには、その内面を一つ一つ言葉にするのが一番です。

無意識の意識化=言語化といってもいいかもしれません。


こうした作業をクライエントができるだけスムーズに経験できるようにする。

そのためにカウンセラーはどんな聞き方、理解の仕方、言葉の返し方が必要か?

こうした観点でクライエント、カウンセラー双方のやり取りを検討していくのです。


昔の臨床家たちは、こうした観点で自分の面接を録音しました。

そして面接が終了し、クライエントが帰った後、すぐにその録音を聴き返す。

場合によっては、他のカウンセラーと一緒に聞き返すこともあったそうです。

そして互いにカウンセラーの対応をあれやこれや検討し合ったそうです。


「ここはこう返しているけど、なぜ?」

「例えばこう返していたら、どんな展開になっただろう?」

「クライエントが、ここで、本当に言いたかったことって・・・」


このような検討を続けていたそうです。


この話は私の師匠から直接聞いた話で、昭和30~40年代の話だったと思います。

今、こうした検討の仕方をしっかりできる機関はほとんどないとも言っていました。

確かに、録音や逐語検討をやっている場はありますが、
肝心なのは、その検討内容が的確であるかどうかということになります。


養成塾では、こうした検討を徹底的に行います。

応答訓練では、逐語記録を元に、カウンセラーの応答を考えます。

実際に受講者の皆さんには、応答をその場で、紙に書いて作って頂きます。

そして各自の応答を比較検討し、より適切な応答を導き出していきます。


そう、その昔、臨床家たちが取り組んでいたこと、そのものの再現です。

また、傾聴トレーニングの一環として、ロールプレイを実施します。

塾生の皆さんは、そのロープレの録音を聴き返して、自分の記憶とのギャップに驚きます。


「話し手はこう言ったと思ったのに、聴き返すと違うことを言っていた」

「話し手はこういう言いたがっていると思ったのに、真意は違うところにあった」

「自分(聞き手)はこういう応答をしたつもりが、実際には全然違う言葉を発していた」


しかし、この体験学習を通して、やろうとしていることと、
実際にやっていることとのギャップに気づきます。

こうしたギャップは、参加者のほぼ全員が経験しますが、
ここにカウンセリングの力を伸ばすポイントが見つかるわけです。


スポーツ選手が自分の動きのスロー再生を見て、改善していくのと同じです。

知識や理論をいくら知っていても、自分が体現できていなければ意味がないわけです。


次回のオープンセミナーは「応答トレーニング」です。

実際の逐語記録を元に、参加者全員でカウンセラーの応答を考えます。

そしてそれぞれの応答を比較検討して、適切な対応の仕方を具体的に探ります。


こうした取り組みを継続的に行っていくことで、今までにない新たな力が身につきます。

面接での戸惑い、不安を解消する、最も確かな方法です。

      

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