「なぜ聞けるようになったのか」メルマガ第94回:2014年2月25日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

 「なぜ、聞けるようになったのか?」


先日、塾生の方といろいろお話する機会がありました。

その話の中で、私がカウンセリングの学習をしてきた中での
エピソードのようなものをお伝えしました。

私は今のように「聞ける」ようになるまで、
実は5~6年の年月がかかったというお話をしました。

私の師匠も、聞けるようになるまで5~6年かかったと言っていました。


師匠の場合、やはり尊敬する師の元で修行していました。

そして、その師の一挙手一投足を研究し続け、
とにかく聞けるようになるんだという一念でいたそうです。

そうして5~6年の月日が流れたあるとき、
自分がもしかしたら聞けるようになったのではないかと思ったそうです。

そこで、いろいろな人にそのことを確認したそうです。

確認した結果、やはり自分は聞く感覚を手に入れたとわかったそうです。


その師匠の元で、今度は私がカウンセリングを学んだのですが、
師匠が聞けるのに、私は当初、一向に聞けない日々が続きました。

同じ面接の録音を聴き、同じ逐語記録を読んでいるのにもかかわらずです。

師匠には聞けることが、私たち弟子には聞けない。

師匠にはわかることが、私たちには理解できない。


師匠に指摘を受けて、初めて私たちはわかるわけです。

ああ、言われてみればそうだ・・という感じですね(笑)

でも、言われなければ絶対にわからないわけです。


そんなもどかしい、悔しい5年、6年を過ごしました。


残念ながら、師匠が存命中は、私に聞く力は備わらなかったのです。

しかし、私もカウンセラーになって、5~6年すると、
自分の力だけで聞けるようになっていったのです。

その変化は、感覚としてはっきりとわかるようになりました。


では、なぜ聞けるようになったのか?


「聞けるようになりたい」と思い続け、
必要だと思うことを全てやったからだと思います。

聞けるようになるために必要だと自分が思ったことは、
それこそ片っ端から取り組みました。

そうしてあがいた結果、聞ける感覚が生起してきたのだと思います。


今は亡き臨床家、佐治守夫氏は、こんなことを書き残しています。

「臨床の仕事を続け、5年経つと何かが見えてくる。
10年やれば一人前になれる。

10年やってもものにならなければ、考えたほうがいい」

これを読んで私は、絶対に5年で何かを掴み、
10年で一人前になってやる・・・と思ったものです。


師匠の元では5年近く学びました。

もちろんその教えは私の臨床の土台を成しています。

しかし、聞けるようになるには、自分自身の努力が不可欠でした。


今、養成塾でお伝えしている聞き方も、その多くは教わったものではなく、
自分の経験から導き出した方法論です。

ですから、聞く力をものにするには、
自分の経験を力に変えていくという姿勢が大切だと思います。

自分で何がなんでも力をつけるぞという覚悟と確かな教え。

この両輪が相まって、初めて聞けるようになるのだといえます。


師匠は「漬け(づけ)」が必要だといっていました。

漬けとは「カウンセリング漬け」という意味です。

ある時期、集中的にカウンセリングに没頭する。

寝ても覚めてもカウンセリングのことばかり考えている。

いわゆるカウンセリング漬けの日々が必要だと言っていました。


集中的に、一心に取り組むことで得られるもの。

その経験から得られるものは、聞く力以上のものがあると思います。

 


     

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