「沈黙を恐れずに生かすには?」メルマガ第83回:2013年10月15日

こんにちは、鈴木です。
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「沈黙が怖い?それとも・・・」


カウンセリング面接を行うと、間や沈黙が頻繁に起きます。

日常会話で沈黙が起きると、少しでも早くそれを埋めようとします。

日常会話での沈黙は、気まずさにつながることが多いからです。


しかし、カウンセリングでは、沈黙は一つの大切な場面です。

沈黙をいかに生かしていくかが、カウンセラーの腕の見せどころです。

実力のあるカウンセラーは、この沈黙をむしろ十二分に活用していきます。


経験の浅いカウンセラーは、初めのうち、この沈黙に耐えられません。

話しが途絶えてしまうと、途端に落ち着かなくなります。

それはなにか自分の無力さが露呈している場面に感じるからかもしれません。


沈黙が起きると耐えられないカウンセラーは、すぐにその沈黙を埋めようとします。

単に沈黙を埋めようとして何かを言うので、
その言葉は結果的に不用意な言葉、対応となってしまいます。


カウンセラーの発する一言は、たとえそれがどんな場面の
どんな一言であっても、必ず次につながる一言である必要があります。

なぜなら、カウンセラーの発する一言によって、
面接の流れが大きく左右されてしまうからです。


カウンセラーの一言は全て、面接の大切な流れを生む「置き石」です。

一つ一つ丁寧に、そして意味のある場所に置いていかなければなりません。

クライエントが確かな道のりを歩むための「置き石」となるように・・です。


ですから、そこまでの会話の流れやクライエントの内面に十分な注意もなく、
単に沈黙を埋めようとする言葉や対応は、やはり不用意になるといえます。


カウンセラーの力量を見極めるには、沈黙の場面でどんな対応を見せるか?

すぐに動いてしまうのか、じっくりと構えていられるのか。

その態度によってその実力のほどが伺われるといってもいいでしょう。


力のあるカウンセラーほど、沈黙の後におとずれる場面が
カウンセリングの進展につながることが多いことをよく知っています。

だから沈黙に対して落ち着いて待っていることができるわけです。

もっというと、待つべき沈黙か、埋めるべき沈黙かを
しっかりと見極められる力を持っているということですね。


今、生まれているこの沈黙にどんな意味があるのか?

この沈黙までの面接の流れはどういったものだったのか?


こうしたことをしっかり押さえられれば、沈黙に動じることはないでしょう。


私のカウンセリングでも、よく沈黙の場面に遭遇します。

場合によっては30分も沈黙が続くこともあります。

しかし、その沈黙の意味が理解できていれば、いくらでも待つことができます。

そういう沈黙の後に出てくるクライエントの言葉は、一歩深まった内容になることが多いんです。


沈黙に遭遇した際に、いかに落ち着いていられるか。

これは本当にカウンセラーの力量が問われるところですし、カウンセリングの成否を左右します。

沈黙の時間がクライエントにいかに大切であるかを、ぜひ知っておいて頂きたいと思います。

 

 


    

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