「将棋から得られるカウンセリングのヒント」メルマガ第76回:2013年8月20日

こんにちは、鈴木です。
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「カウンセリングと将棋の共通する秘密」


私は常々、カウンセリングと将棋には、類似点があると感じていました。

実際、将棋をやるわけではないのですが、将棋の話を聞いていると、
共通しているなと感じる部分があったわけです。


先日、名人戦のある局面で、挑戦者の羽生氏に対し、
森内名人が非常に思い切った一手を打ちました。

その一手が決め手となって、森内名人が勝利し、
最終的には名人を防衛したのです。


その一手を打った場面を観ていたある棋士がふり返り、
こんなようなことを言っていました。


「名人は常に目の前の一手に集中している。
最善の一手を打つことだけを考えて将棋を指していた。

自分の場合、勝ちたいという思いが先行し、
目の前の一手に集中しきれておらず、
結果的には最善の一手が打てず、負けてきた」


私はこのコメントを聞き、カウンセリングと同じだと感じました。

カウンセリングでも同じ理由で失敗をする場合があるからです。


カウンセリングはクライエントとのやり取りによって、
クライエントの精神機能の回復・向上を目指します。

そこで非常に重要になってくるのは、カウンセラーの応答です。

クライエントの話を聞き、クライエントから投げかけられたことに対し、
カウンセラーなりに投げ返しをするわけです。


その時、その投げ返し(応答)がどんな内容かによって、
クライエントの心が変わり、カウンセリングの成否が左右されます。

つまりその時々での最善の応答を考え、伝えていくことが重要になってきます。

これは将棋の最善の一手を指す棋士の姿勢に似ています。


もしカウンセラーが、カウンセリングを成功させたいと思うあまりに、
応答に集中できなかった場合、結局カウンセリングは上手くいきません。


目の前のクライエントの言葉、経験の世界の理解に専念し、
心ある投げ返しをすることにひたすら努める。

先のことはともかく、目の前のクライエントの理解に全神経を集中し続ける。

こうした姿勢で臨むことによって、カウンセリングは成果につながります。


今、この時、目の前のクライエントにどこまで集中しきれるか。

そしてその集中を面接終了時まで維持できるか。

ここに将棋とカウンセリングの共通点を見て取れるのです。


将棋で、勝負を意識するあまりに雑な手、悪手を指して結果的に負けてしまう。

それは、クライエントを変えたいという余計な意識をするあまりに、
「気づかせよう」「教えよう」という余計な動きをして
カウンセリングで結果的に失敗するのと同じといえます。


目の前の一手、目の前のクライエント理解と応答。

どちらもそこに渾身の一手を指すことで、結果的に道は拓かれていくのでしょう。


養成塾では、そうした姿勢の習得と妙手といえる応答を導き出すプロセスを
具体的に、そして体験的にお伝えし、マスターできるまでサポートします。
 


    

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