「ネガティブな感情は宝」メルマガ第68回:2013年6月4日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

 「ネガティブな感情こそ重要」


「ネガティブな感情」というものは
一般的には邪魔者扱いされることが多いでしょう。

苦しみ、悲しみ、怒り、混乱、不安、そして絶望・・・・

確かにこうした感情経験は私たちにとって、
実に辛い、歓迎したくないものではあるでしょう。


しかし、実はこうした「ネガティブな感情」にこそ、
私たち人間の「成長の原」点があるといったら、どう思いますか?


そもそも、ポジティブな感情は良いもの、価値あるもので、
ネガティブな感情はその対局にあるものなのでしょうか?

ポジティブか、ネガティブかということでいえば、
確かに対局にあるといえるかもしれません。

しかし、果たしてこの両者を「良い」「悪い」という一言で、
簡単に選り分けてしまってもいいものでしょうか?


実は、ロジャーズのカウンセリングでは、
この「ネガティブな感情」を非常に重要視しているのです。


そもそも人間の内面で起きる感情について、
良い、悪いと決めているのは他でもない私たち人間です。

しかし、感情には「良い」も「悪い」もないのかもしれません。


ただ、悲しみがあり、怒りがあり、苦しみがあり、
時には混乱が生まれ、不安が起き、絶望もある。

そして同様に、ただ喜びがあり、嬉しさがあり、
感動があり、安定した心や希望が存在する。

感情というのは、それぞれ「●●な感情がある」という、
ただそれだけのことでしかないのかもしれません。


そしてその感情がたとえポジティブであっても、ネガティブであっても、
その感情が起きた「意味」を考えること。

ここに私たち人間の成長のカギがあると思うのです。


ロジャーズは、60年以上にわたる臨床経験を通して、
ネガティブな感情にしっかりとフォーカスすることで、
人間が立ち上がっていくきっかけを獲得するということを発見したのです。

このロジャーズの見解は、私自身の拙い臨床経験によっても
「確かである」ということを確認するに至っています。


クライエントのネガティブな訴えや感情にしっかりとフォーカスすることで、
クライエントの内面の鋭い洞察や、飛躍のための足掛かりを着実に得ています。

表現を変えるなら、自分自身のネガティブな感情を「尊重」することで、
クライエントは自分の新たな側面を受け容れることになります。

そうした受容体験こそが、人間的な成長の強力な呼び水となり、
クライエントの大きな変化へとつながっていくわけです。


私はカウンセリング面接において、クライエントのネガティブな訴えに、
基本的にはどこまでも追随していくことにしています。

そしてどんな感情でも限りなく尊重する姿勢を崩しません。

とりわけネガティブな感情が生まれた「背景」と「意味」について、
「心理学」などの理論ではなく、自分の「感受性」を頼りに理解に努めます。


カウンセリングのカギは、ネガティブな感情を否定せず、
最大限に尊重し、はっきりと認識し、受け容れ、理解すること。

ここが「肝(キモ)である」といえるかもしれません。

 


   

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