「どうすれば感情に邪魔されずに聞けるのか?」メルマガ第66回:2013年4月26日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

「体験講座」の中で、受講者からこんな質問を受けます。

それは、カウンセリングでクライエントの話を聞いているとき、
いろいろな思いや感情が湧き上がってきてしまうということ。

そのために、クライエントの話をそのまま聞けなくなる。

結果として、あまり考えもまとまらないまま、
不用意なアドバイスや言葉を返してしまう。


こうした余計な思いや感情は、どうすれば湧いてこないのでしょうか?

このような質問を時折受けることがあります。


カウンセリングでは、クライエントの言葉、その一言半句を
出来る限り正確に、精密に聞き取っていきます。

クライエントに対する共感的理解にしても、
クライエントの問題全体の理解にしても、
先ずは正確に聞けなければ十分に成り立たないのです。

ところが、多くの人が入り口にあたるこの部分、
つまりは「正確に聞く」というところでつまづいています。


では、どうすればクライエントの話を
正確に、そして精密に聞き取ることができるでしょうか?

一言でいってしまうと「訓練」です。

一にも二にも、正確に聞くためのトレーニングを積むしかありません。


積むしかないのですが、ポイントが2つあります。

そもそも正確に聞けないとき、私たちに何が起きているのか?

そこを知ることが大切です。


だいたいにおいて聞けなくなっている時は、次の2つのことが起きています。


1)正確に聞くための「集中力」が途切れる

カウンセリングでは、クライエントの話を一言半句のレベルで聞こうとします。

そのためには、日常会話や雑談とは比較にならない
深い集中力を持続させる必要があります。


2)正確に聞くことを邪魔する要素が出てくる

これが冒頭に紹介した質問項目に該当します。

自分の中にある価値観や経験というフィルターだけで聞いてしまうと、
クライエントの話に対して様々な思いや感情が湧いてきます。


これらの現象を防ぎ、より正確に聞けるようになるためには、
主に次の2つがポイントになります。


1)クライエントの話に強い関心を持ち続ける

クライエントの話の内容にばかり反応するのではなく、
話の細部や全体からクライエントの人間性に関心を寄せます。

また、話の内容の裏にある背景、意味、クライエントの胸の内、
クライエントが心理的に置かれた立場などにも着目します。


2)ひたすら聞ける態勢・姿勢を身につける

自分の価値観を拡げ、多面的に話を聞けるようにします。

また、価値観や経験だけにとらわれず、
より広い、より深い視野と関心が起きるようにしておきます。

要するにどんな話を聞いても、心がとらわれず、揺れず、
ひたすらクライエントの訴えたいことに集中できる態勢づくりですね。


こうしたことをポイントに起きながら、聞く訓練を続ければ、
ある段階から「聞ける感覚」が掴めます。

そこまでくると、他の人が聞きとれない要素まで、
細部にわたって聞けるようになっていきます。

ぜひ、こうした観点を大事にしながら、聞く訓練を積み重ねてみてください。

 


 


   

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