「良いカウンセリング面接の条件」メルマガ第39回:2012年6月11日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

「良いカウンセリング面接の条件」

 

私は一日に3件までにしています。

 

何のことかというと、私のカウンセリングの面接件数のことです。

 


私の所では、カウンセリングの面接の時間を50分とさせて頂いています。

 

そして、一日に受ける予約件数は、基本的には「3件まで」としています。

 

理由は、私自身の集中力の問題にあります。

 


面接の中では、クライエントの話をお聞きしながら、
要所要所でカウンセラーのレスポンスが入ります。

 

それは「言葉」であったり、「あいづち」であったり、「うなずき」であったりします。

 


実は、その一つ一つに対して、私はすべてに「根拠」をもたせています。

 

たとえあいづち一つ、うなずき一つであっても、
どうしてそこで、そのようなあいづちやうなずきをしたのか。

 

どうしてそこで、そのような言葉で応じたのか。

 

全てに対して「これはこういう理由から」という根拠を
説明できるようにしています。

 


逆にいえば、根拠のないレスポンスは、NGということです。

 


例えばあいづちには「はい」「うん」「うーん」「ええ」「はいはい」
「なるほど」「ほお」「ああ」「ええ、ええ」など、様々なものがあります。

 

あいづちの根拠を述べるということは、その場面で
どうして「はい」ではなく「うん」にしたか。

 

なぜ「うん」ではなく「ええ」としたか。

 

そうしたレスポンスの選択について、一つ一つの根拠を示すということになります。

 


さらに、何らかの言葉で対応したとすると、
その根拠について述べるには、こうなります。

 


クライエントがある種の不安を訴えたとします。

 

その訴え方によっては、


「不安なんですね」

 

「不安な感じがするんですね」

 

「不安な気がするんですね」

 

「不安なのかもしれないんですね」

 

「不安みたいなんですね」

 

「なにか不安なんですね」

 

「どうしても不安なんですね」

 

「どうにも不安なんですね」

 

「いつも不安なんですね」

 

「ものすごく不安なんですね」

 

「どういうわけか不安なんですね」


という選択肢の中から

「何か不安なんですね」を選択したとします。

 


その場合、他の選択肢ではなく「何か不安なんですね」を選んだ根拠を
きちんと説明できることが必要になります。

 

どうして「不安なんですね」や「不安な気がするんですね」ではなく、
「何か不安なんですね」でなければならなかったのか。

 

そこには、カウンセラー側の根拠が必要です。

 


つまり、一つの面接の瞬間瞬間で、そのくらい神経を使い、
深く集中した状態でクライエントの話を聞くわけです。

 


だから私はカウンセリングを一日3件までを基本としています。

 

もちろん、4件、5件が出来ないわけではありません。

 

ただ、3件までのクオリティーを、私は4件目以降、保つことができないのです。

 

従って、自分自身がわずかでも維持できないと思うならば、
それ以上の面接を受けるべきではないと考えています。

 

 

養成塾の講座でも、「ロールプレイ実践演習」や「応答訓練演習」をする際、
受講者に「その応答の根拠は?」「なぜその対応を選びましたか?」とお聞きします。

 

受講者は私の問いかけに答えるのに、かなりの苦労を経験します。

 


しかし、そこで苦労して取り組むことで、話を聞く力、理解する力、
そしてその話に応える力がグンとついていくのです。

 


相手の話を「一言半句まで」正確に聞く力⇒傾聴する力

 

相手の「経験の世界」を的確に、深く理解する力⇒共感(共感的理解)できる力

 

そして、相手の心に響く、暖かい働きかけ、レスポンスを選ぶ力⇒応答する力

 


こうしたセラピーには必須の基礎力を養うためにも、
自分が発したもの、そのどれか一つでも疎かにしない。

 

自分の発した態度・言葉が、いかなる影響を与えるかに、常に気を配る。

 

そういう姿勢でカウンセリングを勉強していけば、
その恩恵は学習者自身に返ってきて、大きな財産となることは、
他でもない私自身が経験し、実感してきたところです。

 

 


  

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