「人が変わる、成長するとき」メルマガ第38回:2014年5月28日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

「ああ!そうなんだ!」という発見をする場面があります。

 

もちろんカウンセリングの中でですが、これはとても貴重な瞬間です。

 


例えば、以前もカウンセリングの面接で、こんな発見がありました。

 

仮にKさん(40代男性)としましょう。

 


Kさんは、「自分はダメな人間だ」という思いがどうしても拭えません。


何かが起こると「だから自分はダメなんだ」と思ってしまいます。

 

そうして落ち込み、悪い方悪い方へと自分を追い込みます。

 

面接でこの話をしているKさんの表情はいつも眉間にシワを寄せ、
表情は曇り、うつむき加減で、話せば話すほど鬱々とした顔つきになっていきます。

 


しかし、何回かカウンセリングを続けてきたある面接の冒頭で、
Kさんはこんな風に切り出しました。

 


「私はカウンセリングに漫然と通っていました。」

 

「自分で自分の問題をどう見ているかとか、どうしたら解決できるかとか、
そういったことを真剣に考えずにここまで続けてしまいました」

 


その時のKさんの表情は、いつもと違っていました。

 

少し背筋もシャンとした感じに見えましたし、
表情もキリっとし、真っ直ぐに私の顔を見ながら話されました。

 

面接の流れも、いつもの鬱々としたものではなく、
一つ一つの話をKさん自身も噛みしめるように語っておられました。

 


話がある所まできて、Kさんはこう言いました。

 

「私は自分勝手だったんだなと気がつきました」


いつものKさんなら、ここから「そんな自分がダメなんだ」とか、
「自分は存在している価値がないのではないか」という話になるところです。

 

しかし、この日のKさんは違いました。

 

落ち込んでいく感じが見られません。

 


Kさんのように、自分自身としっかり向き合えたとき、
私たちは、実は、落ち込んだり自己嫌悪に陥ることがないのです。

 

むしろ、今まで気づけなかったことに目を開かされた思いがして、
新たな発見に対する新鮮な驚きすら覚えるんです。

 

「ああ・・・そうだったんだ・・・」


まさに、静かに膝を打つような思いになるわけですね。

 

たとえそれが自分の否定的な部分であったり、
それまでは自己嫌悪の元になっていたことであったとしても・・です。

 


人間は本当に自己と直面できたとき、
そこにかすかな希望、前進しようとする衝動が芽生えてくる。

 


カウンセリングの面接で起きることは時として、
人間の可能性や素晴らしさを私たちに教えてくれるのです。


  

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