「これが臨床現場で役立つ学習法」メルマガ第37回:2012年5月24日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

「これが現場で役立つ学習法です」


カウンセリングに来られる方は、様々な問題やテーマをもって来られます。

 

その問題やテーマはその方にとって、重く、大きいものです。

 


考えてもみてください。

 

わざわざお金を払って相談にくるわけです。

 


それこそ、その方にしてみれば、もう「四面楚歌(しめんそか)」という状況だったり、
「打つ手なし」「どうすればいいかわからない」という状態だったりします。

 

仮にも「大のおとな」が「四面楚歌」「打つ手なし」と思っている問題です。

 

それを、こちら(カウンセラー)が話を聞いたからといって、
すぐに有効な解決策など、打ち出せるはずがないんです。

 


だからカウンセリングのスタートはいつも次のような感じ。


向こう(クライエント)も、どうすればいいかわからない。

 

こちら(カウンセラー)も、どうすればいいかわからない。

 


二人して「どうしたもんですかね?」「どうしたもんでしょう・・・」と、
こういうところからスタートするわけです。

 


そういう場面、状況、そういう状態の人間に対しては、
「心理学」というものを数年学んだくらいでは、
もう、どうにも歯が立たないわけなんです。

 


「●●の法則」「○○理論」というものを学んで(知識として)、
そういうものを振りかざしてみたところで、それが何の役にも立たない。

「現場」というものは、そういうところなわけです。

 


カウンセラー「お母さん、お子さんにはこう接して頂かないと」

 

お母さん「先生、そうはおっしゃいますけど、それがなかなか出来ないんです」

 

カウンセラー「それが出来ないと、お子さんは変わりませんよ」

 

お母さん「それが出来ないから相談に来てるんです」

 


こんな問答をして、後でカウンセラー同士で
「あんなお母さんだからダメなんだ」と慰め合う。

 

でも、心のどこかでカウンセラーには焦りや自責の念もわく。

 

アドバイス(助言)、説明、説得、情報提供といったものが、
ほとんど有効ではなく、むしろ邪魔にすらなってしまう。

 


これが現場の厳しさなんですね。

 

あっ、ちなみに「現場」というのは「臨床現場」のことだけじゃないですよ。

 

あなたの日常の人間関係とか、仕事上の問題、家庭での家族関係もそう。

 

そういう「現場」で起きた問題やテーマに、しっかり対応できるかを
私たちはいつも問われているのではないでしょうか。


じゃあ、現場でしっかりと対応するために、
私たちは何を、どう学べばいいんでしょう。


答えは・・・というか、言葉にするとこうなります。


「日常(現場)から出発する」


つまり、自分が日頃、人に対してどういう態度で接しているか。

 

相手の話をどう聞き、どう理解し、どんな言葉で応じているか。

 

そこから出発していくしかないと思うんです。

 

 

「お母さん、お子さんにはこう接して頂かないと」と言ったら、

「先生、そうはおっしゃいますけど、それがなかなか出来ないんです」


という言葉が返ってきた。

 

では、カウンセラーの上記の一言は適切だったのだろうか?

 

他に言い方、伝え方はなかったのだろうか?

 

お母さんの「なかなか出来ない」とはどういうことか?

 


こうした一つ一つを疎かにしたり、すっ飛ばしたりしている限りは、
適切な対応や問題の解決を見つけることは難しいんです。

 


現場から学び、現場に適応できることを
徹底的に「体験」を通して学ぶことで、適切な対応を「自分のもの」にできます。

 
   

※このメルマガを購読されたい方は下記よりご登録ください。↓

 

 

メールアドレス:

(必須)
お名前 (必須)

 

 

 >>オープンセミナーの詳細はこちら