「カウンセリング面接で必須の3つのポイント」メルマガ第19回:2011年10月8日

 

 こんにちは、鈴木です。

メルマガを開封頂き、ありがとうございます。

 

 

「カウンセリングで必須、3つのポイント」

 

 

 

心理カウンセリングの面接において

カウンセラーが心得るべき3つのこと。

 

この3つは極めて基本的なことにもかかわらず

多くの人たちが十分に実践できていません。

 

しかし、この3つを押さえておくことは

カウンセリングの進展には不可欠です。

 

 

では、その3つのポイントとは?

 

 

1)応答は最小限の言葉にする

 

2)応答のトーンは抑え気味にする

 

3)応答はゆっくりと発する

 

 

これは基本中の基本ですが、

一般的にこの3つを意識しているケースは

実際かなり少ないと思います。

 

 

私の知る限りということでいえば、

多くの面接者が次のような感じです。

 

 

●応答の言葉が多い(長い)

 

●応答のトーンが強い(テンションが高い)

 

●応答のスピードが速い(早い)

 

 

ではなぜ、こうした3つのポイントが重要で、

それぞれ気をつけなければならないのか?

 

 

1)応答は最小限の言葉にする

 

精神的に参っているクライエントには、心理的余裕がありません。

そういう時に、長い言葉を聞かせることは、彼らの負担を増大させます。

 

短くて的を得た言葉で応じることで、

こちらの伝えたいことが伝わりやすくなります。

 

 

また、長くダラダラとした応答よりも

短い応答の方がクライエントの反応も起きやすくなります。

 

「あっ!そうですねえ!」といった反応が起きやすくなるのです。

 

この反応からクライエントの洞察が始まることを考えると、

やはり簡潔さを重視した応答が重要になってきます。

 

 

 

2)応答のトーンは抑え気味にする

 

これはクライエントの語りのトーン(調子)よりも、

カウンセラーのトーン(調子)を抑え気味にするという意味です。

 

たとえそれが、クライエントの喜びの表現であっても、

カウンセラーはその喜びの程度を抑え気味にして反応します。

 

 

カウンセラーがここで喜び過ぎると、クライエントは次から

カウンセラーの喜びそうなことを言おうとする傾向が出てきます。

 

また、一緒になって喜んだことが、あとで挫かれるようなことになった場合、

クライエントの失望感はより大きなものになってしまうからです。

 

カウンセラーは喜び過ぎたり、悲しみ過ぎたり、

感情の起伏をあまり大きくしない方が全体的にみて賢明です。

 

 

 

3)応答はゆっくりと発する

 

これは語りの速度をゆっくりという意味と、

一言一言の間をしっかり取って応じるという意味です。

 

ゆっくり言葉を発するのは、落ち着いた雰囲気を維持するためです。

 

動揺と不安、混乱の中にあるクライエントに対して、

それらの精神状態を受容する落ち着きを示すためです。

 

 

また、言葉と言葉の間をあけることで、

クライエントがそこに割り込める余地を残すようにします。

 

これはカウンセラーの一言に対する

クライエントの反応を尊重しようという姿勢を示すためです。

 

 

カウンセラーが「なかなか思うようには・・・」と言いかけて、

クライエントが「・・いかないですねえ・・」と反応することがあります。

 

これはカウンセラーの応答がクライエントの心中に

見事にピッタリきていることを意味します。

 

つまり共感的理解が成り立っている瞬間といえますので、

こういう場面を生み出す余地を常に残しておきましょう。

 

 

 

こうした点を踏まえて実際に面接を行ってみると、

この3つのポイントが非常に重要になってくるのを実感できます。

 

カウンセリングは「言葉を介して意思の疎通を行う心理療法」です。

 

それだけに言葉をどこまでも丁寧に、大切に扱う姿勢を

常に念頭におきながら面接に臨むように心がけてみてください。

 

 

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