「あいづちでクライエントが変わる?」メルマガ第173回:2016年4月20日

こんにちは、養成塾の塾長、鈴木です。

 

 

 

私の場合、1回のカウンセリング時間は50分。

 

50分という時間は、どのクライエントにも同じ。

 

初めて来た方であっても同じ。

 

ずっと通ってくださっている方でも同じです。

 

 

 

しかし、面接の内容は全く違います。

 

クライエントお一人お一人によって、全て違います。

 

今回は、話がとても長いクライエントのケースについて。

 

どう対応すべきかを考えましょう。

 

 

 

たまにですが、面接が始まって、冒頭から30分くらい、

ずっと話がやまないクライエントの方がいます。

 

主に年配の女性に多い傾向があります。

 

40代~50代の女性の方に多いです。

 

他の年代や男性にもいなくはないですが、少ないです。

 

 

 

基本的には、精神的に鬱積したものがある場合。

 

あるいは、思考的に整理して話すのが苦手な場合など。

 

そういう場合などは、話が長くなりがちです。

 

 

 

カウンセラーによっては、長い話を聞くのが苦手な人もいます。

 

確かに、長い話を正確に聞くには、それなりの聞く力が必要です。

 

 

 

私は基本的に、どんなに長い話でも、

その話を遮ることなく、聞き続けることにしています。

 

そうなると、聞き方としては、応答が挟めません。

 

出来るのは、「うなずき」と「あいづち」のみ。

 

 

 

結論からいうと、「うなづきとあいづち」のみで、

適切な応答を投げ返したのと同じ効果が出るようにします。

 

 

 

そんなことが出来るのか?

 

実は、出来るんです。

 

 

 

以前にもお伝えしましたが、あいづちは「打つ」ものではありません。

 

打つというより、「自然と出て来る」もの。

 

そういうあいづちになることがベターです。

 

 

 

聞いた話に対して、理解が出てくる。

 

その理解があいづちという反応に反映される。

 

だからあいづちも自然なものになるというわけです。

 

 

 

実は、そのうなづき方、あいづちの打たれ方。

 

それがクライエントにどう伝わるか・・が重要になってきます。

 

 

 

カウンセラーが、クライエントの話を、

どこまで正確に聞けて、深く理解できているか。

 

それが、うなづきやあいづちを通して、

クライエントには伝わるからです。

 

 

 

正確に聞けて、深く理解ができているということは、

カウンセラーの全体的な態度から伝わっていきます。

 

クライエントからしてみれば、カウンセラーのあいづちの様子で、

自分の話がきちんと理解されているかがわかるんです。

 

 

 

つまり、応答がなくても、応答以外で伝わるものがある。

 

カウンセラーの内面での理解度が、

その全体的態度に漂ってくるのです。

 

 

 

だからこそ、応答がなくても、カウンセラーのうなづきやあいづち。

 

そして、その全体的な態度や雰囲気によって、

クライエントの内面までもが変化していくわけです。

 

 

 

「わかってもらえた」「受け止めてもらえている」

 

 

 

そういう実感がクライエントの内面に生まれ、

クライエントの力に変わっていくからです。

 

 

 

ということは、カウンセラーはクライエントの伝えたいことを、

本当の意味で理解できている必要があります。

 

理解が不十分だと、不十分さが伝わります。

 

理解が浅いと、その浅さがリアルに伝わってしまいます。

 

 

 

ここは正直、ごまかしが一切きかないんです。

 

わかったつもりでいても、

わかったつもりだということが伝わります。

 

わかったと繕っても、繕っていることが伝わります。

 

 

 

ここは、理屈や言葉ではないんですね。

 

本当に「わかった」という実感。

 

それも「深い実感」が、どうしても必要になります。

 

なぜなら、そこがクライエントに伝わってしまうからです。

 

 

 

カウンセラー自身が「深く理解できているという実感」を得るには、

やはりトレーニングと経験値が必要です。

 

それも、そうした感覚を磨くためのトレーニングですね。

 

そのトレーニングを受けることで、経験値も違ってきます。

 

 

 

以前からお伝えしているように、

経験値は単に回数や年月、時間ではありません。

 

どれだけたくさんやったかよりも、

一回一回をどれだけ深く掘り下げられたか。

 

ここがものを言うわけです。

 

 

 

つまり、1万回ただ面接を行うよりも、

たとえ100回でも、一回一回を深く振り返る方が実力がつきます。

 

深く掘り下げる学習の積み重ねに、勝るものはないでしょう。

 

 

このメルマガを購読されたい方は下記よりご登録ください。↓

 

 

 

メールアドレス:

 (必須)
お名前  (必須)

 

 

 >>オープンセミナーの詳細はこちら