「他者評価から自己評価へ」メルマガ第17回:2011年9月29日

こんにちは、鈴木です。

メルマガを開封頂き、ありがとうございます。

 

 

「他者評価から自己評価へ」

 

 

カウンセリングに訪れる人たちの中には、

他人からの評価をとても気にする人がいます。

 

自分は人からどう思われているのか?

人から嫌われていたらと思うと不安になる。

 

 

これは他者評価=自己評価となってしまっている場合です。

自己評価が極めて低い人に多くみられます。

 

自分で自分の評価ができないために、その評価を他者に求めます。

その結果、他者の言動に一喜一憂することになります。

 

 

 

カウンセリングの初期では、他者の評価に依存した傾向がある人がいます。

こういう人は、カウンセラーの評価を求め、同時にその評価を気にします。

 

カウンセラーに「よく頑張ったね」などと言って欲しいという人です。

 

でも、こうした言葉に一喜一憂するうちは、

その人の中で、まだ「主体性」が育っていない状態だといえます。

 

 

自分の問題は、本来自分にしか解決できません。

幼い子供はともかく、私たち大人は、自分で答えを見つけるしかありません。

 

カウンセリングが進んでいくと、クライエントはそのことに気づき始めます。

 

 

「自分で主体的に問題解決に取り組まなければ・・・」

 

 

こういう風に思うようになると、他者の評価に反応しなくなります。

他人の評価に一喜一憂しなくなるわけです。

 

 

 

こうして自分の問題に本気で取り組もうという状態に入ると、

クライエントはカウンセラーの励ましに反応しません。

 

「よく頑張っていますね」などと声をかけても、

「いやまだまだです」とか「どうなんでしょう・・」と反応してきます。

 

 

そして更に自己洞察が深まっていくと、クライエントは

他人の評価と自分の価値がイコールではないことに気づきます。

 

他人から酷評されても、自分の価値を見失わない。

つまり、自己否定ではなく、どんな時でも自分を大事にできる。

 

 

こうしてみると、カウンセリングにおいては

安易な励ましや褒め言葉は不要なだけでなく、却って邪魔になります。

 

もちろん、カウンセラーがクライエントに対して

評価的な態度で接することも控えたいところです。

 

 

 

私はカウンセリングの中で、こうした種の励ましや激励は

非常に限定された場面以外はしないようにしています。

 

 

自分の話を肯定も否定もせずにひたすら聞くカウンセラーを前に

クライエントは自分自身を徐々に直視できるようになります。

 

その過程で、他人からの評価に一喜一憂することが

いかに無意味で無駄なことか・・・を悟っていきます。

 

 

肯定も否定もしないで聞く。

 

この姿勢をカウンセラーはしっかりとマスターしてください。

 

 

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