「傾聴のカギは身体感覚だった」メルマガ第145回:2015年7月14日


私は、傾聴とは「話を正確に聞くこと(聞けること)です」

とお伝えしています。


クライエントが何を伝えようとしているのか?


その話を通して言いたいことは何か?


こういうことを、とにかく正確に聞き取ることが第一です。




傾聴トレーニングを実施すると、皆さん、

なかなか思うように聞けないと言います。


正確に聞こうと思っても、自分勝手に聞いてしまう。


正確に聞く前に、自分の感想やアドバイスを言いたくなる。


多くの人たちが、そういうジレンマを訴えます。




では、正確に話を聞くためのポイントを、今日はまたお伝えします。




ポイントは「頭で聞かない」ということです。


頭で聞こうとすると、余計なことを考えてしまいます。




頭をなるべく働かさない。


身体も心もリラックスさせ、頭はボーっとさせる。


感覚的な話ですが、そういう状態が良いと思います。




私はカウンセリングをするとき、

極力、頭で聞かないようにしています。


もっと厳密でいうと、耳で聞くというよりも、

胸やお腹の下の方で話を聞く感覚です。


その時、頭をなるべく働かさないのがコツです。




カウンセリング中は、身体感覚を鋭敏にします。


呼吸を整え、ゆっくり行い、その呼吸感覚を意識します。


同時に身体の感覚にも意識を向けます。


椅子に身体がふれている感覚などを感じながら話を聞きます。




その感覚を保持しながら、胸やお腹の下の方に

クライエントの話を入れていく感じです。


そうすると、どういう応答がいいのか、

身体が反応して教えてくれる感じです。


頭で「どう言おう」と考えているうちは、

適切な応答は出てきません。


身体が自然と反応し、適切な応答が浮かぶ。


そういう集中状態にもっていけると、深いカウンセリングが出来ます。




私自身、こういう状態にもっていくには、相応の集中力が必要です。


ですから、体調管理にはそれなりに気を遣っています。


就寝時刻と睡眠時間はいつも同じ。


適度な運動とゆっくり過ごす時間の確保。


こうしたことを毎日の生活で心がけています。




傾聴には、実は、身体感覚が重要なんです。


初めのうちは、どうしても頭で聞いてしまいます。


「どんな言葉を返そうか」と、いろいろ考えてしまいます。


考えている瞬間、話は聞けなくなっているのですが、

はじめのうちはそれでもかまいません。




考えないで聞く、頭ではなく心で聞く。


身体感覚を研ぎ澄まして聞いてみる。


そういう意識で何度も聞いていると、ある時、その感覚が掴めます。



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