「実践的な傾聴を学ぶ方法」メルマガ第127回:2015年2月2日


こんにちは、養成塾の塾長、鈴木です。




「傾聴を実践的に学ぶために参加しました」



これは参加者の参加理由で多いものです。


養成塾では毎月オープンセミナーを開催します。


養成塾では唯一の定例の公開セミナーです。


それ以外(養成講座)は、クローズで行っています。


そのオープンセミナーの冒頭では、ご参加の皆さんに、

お一人ずつ自己紹介をして頂きます。




カウンセリングというのはある意味、

カウンセラーとクライエントが、互いに自分を示す機会。


これは互いに自己紹介をするのと一緒です。


ただし名前を名乗るだけの形式的な自己紹介ではありません。


自己を語る、自分自身について話をする。


しかもまとまった時間(1時間)を割いてお互いに。


それがカウンセリングの一つのあり方だといえます。


そのため、オープンセミナーでも自己紹介の時間を取ります。




前置きが長くなりましたが、そこで聞かれる言葉が「傾聴」です。


それも「実践的な傾聴を学びたい」というのです。


この「実践的な」というのがキーワードになりますね。




では、この「実践的な傾聴」という学習。


それはどのようなものになるでしょう?


あなたはどう思いますか?




多くの人たちが実践的な学習機会が持てていないと考えているようです。


だからこそ、改めてここで「実践的な傾聴学習」とは何か?をお伝えします。




私はそれは「動きの中で学び取ること」だと思っています。


止まった状態ではなく、動いている状態で学ぶということです。


つまり、具体的な会話を通して学び取っていくことです。




一番の学習法。


それは何度もお伝えしているように、事例検討です。


実際のカウンセリング面接を録音し、逐語を起こす。


そしてその面接の音声記録と文字記録を突き合せ、検討するのです。


つまり実際の動きのある会話から傾聴について検討するのです。


これが最強の傾聴学習になると断言できます。


傾聴に限らず、共感的理解を学ぶときも同様です。


実際のやり取りから出発することで、はじめて実践的な学習といえます。




もう一つはロールプレイです。


しかし、これもロールプレイごっこでは意味がありません。


ロールプレイごっことは、仲間同士で行う場合。


これはしっかりした指導者から指導を受けながら行う方がいいでしょう。


話す内容が台本のようなものがある場合も同様です。


話はリアルな話にすべきです。


実際に経験したこと、実際に考えたり思ったりしたことについてです。




さらに会話の記録(逐語記録)を演習化してもいいでしょう。


これも養成塾でやっているトレーニングの一つ。


実際の逐語の応答を検討するものです。


逐語記録されているカウンセラーの応答を読み

自分だったらどう応えるかを回答します。


そして作成回答(応答)が適切かどうかを再び検討していくやり方です。


養成塾では一つの応答を考えるのに、1時間かかることも珍しくありません。


こうして傾聴についても「反射神経」を磨いていきます。




これは実践的な傾聴学習の基本形です。


こうしたトレーニングを継続していけば、適切で、

心に響く応答を反射的に発することができるようになります。


現在、多くのカウンセリング学習に欠けているのが

この「実践性」ですね。


このトレーニングを続ければ、かなり高度な技術を習得できます。




こうした実践性を学習に取り入れれば、確実に力がついていきます。


しかし、ペーパー学習だけだと、何も変わることはありません。


心理学の知識を机上で学ぶだけでは、

「わかったつもり」になっているだけに終わります。


心理学の理論は学ぶと「勉強した気分」にはなれます。


しかし、その理論は実践で活かせてこそのもの。


「わかった」と「できる」との間にあるギャップを埋めるのが、

実践的な学習の意義だといえるでしょう。




傾聴に関しては、多くの人たちが頭を抱えています。


傾聴ってどういうことなんだ?


どうすれば傾聴を実践できるのか?


どういう学習をすることで力がつくのか?


傾聴できているかどうかを、一体どうやって確認するのか?




そして実際に人の話を聞こうとすると、相手の話を正確に聞けない。


正確に聞けないから、相手の話に対して必要十分な理解もできない。


しっかり理解できないから、話した相手に返す言葉が思い浮かばない。


適切な言葉(応答)が思い浮かばないから、気まずい沈黙が生まれる。


その沈黙が嫌だから、不用意に言葉を発する。


その不用意に発した言葉が、泥沼の展開を生む。




本当に多くの人が傾聴実践というところでは、

この悪循環にはまって悩んでいるのです。


そして先の見えない迷路にはまり込み、

そこでもがき苦しむしかなくなるのです。


高い授業料を払っているので、一生懸命元を取ろうとします。


しかし、学べば学ぶほど深みにはまって、どうすることもできなくなる。


その先に、果たして何が待っているというのでしょうか?




傾聴の実践を学ぶ。


そのためには正しい教育と正しい訓練を受ければ良いだけです。


何をもって正しいといえるのか?


あなたの眼で見極めてみてください。



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