「オウム返しがダメな理由」メルマガ第100回:2014年4月17日

こんにちは、鈴木です。
メルマガを開封して頂き、ありがとうございます。

 

 

「普通に働く感覚こそ大切」


先日のオープンセミナーでの一コマ。

参加者の方が、次のような質問をされました。

その方は、カウンセラーを目指して、勉強をされてきました。

しかし、勉強した内容に納得がいかず、
自分が心から納得できることを学びたい、知りたいと言うのです。


「本当にいろいろネットで探して、ここ(養成塾)に来ました」


いろいろ探したということが、自然に強調されていました。

本当に探し続けてこられたのだな・・ということが、伝わってきました。


これ以上詳しいことは、ご本人の許可を取っていないので書けません。

しかし私はこれは多くの学習者がぶつかるテーマだと思いました。


これで本当にカウンセリングが出来るのだろうか?

現場で通用する教えなのだろうか?


あなたもこのような疑問を感じたことはないでしょうか?


そこで先ず、お伝えしたいことがあります。

それは、あなたのその疑問、違和感は「正しい」ということです。

人間、何かおかしい・・という感覚や直感は、だいたい当たっています。


日常会話では絶対にやらないことを、カウンセリングでは「王道」とされる。

そういう教えを受けたら、普通に「え?」「そうなの?」と感じるはずです。

そこまでいかなくても、なんかスッキリしない感じをもつはずです。


代表的なものが、先ずはオウム返しという教え。

日常会話でそれをしたら、どうなるでしょうか?

自分の言った言葉を相手に何度もオウム返しされたとします。

その時、あなたはどんな気持ちがするでしょうか?


正直、あまりいい気持ちはしなかったり、何か不自然さを感じませんか?

あるいは言いようのない違和感を覚えませんか?


例えばこんな感じです。
※AさんとBさんの会話


A「今日、ちょっと困ったことになった。」

B「ちょっと困ったことになったの」

A「●●のレポート、昨日が締切だったみたい」

B「●●のレポート、昨日が締切だった」

A「あれ、出さないと、単位もらえないかもしれないんだ」

B「単位がもらえないかもしれない」

A「先生がそう言っていたと思うんだ。」

B「先生、そう言ってたんだ」

A「どうしよう?」

B「どうしようか困ってるんだね」


このやり取り、どう感じますか?

場合によっては「真面目に聞いてるのかな?」とか、
「バカにしてんのかな、この人」と思えませんか?


では、通常の会話だったら、どんな展開になるでしょうか?


A「今日、ちょっと困ったことになった。」

B「・・どうしたの?」

A「●●のレポート、昨日が締切だったみたい」

B「え?あのレポート、出してなかったんだ」

A「そうなんだよ。出さないと、単位もらえないかもしれないんだよね?」

B「多分、先生、そう言ってたと思うよ」

A「どうしよう?」

B「急いで書き上げて、先生に相談してみたら」


いかがですか?

このやり取り、少なくとも不自然さはないし、バカにされてる感じもしないはずです。

オウム返し連発の会話より、こちら方がよっぽど「生きた会話」です。


では、カウンセリングの観点を織り込んでみたら、
上記のやり取りは、どうなるでしょう。


A「今日、ちょっと困ったことになった。」

B「困ったこと?」

A「●●のレポート、昨日が締切だったみたい」

B「出しそびれちゃった?」

A「そうなんだよ。出さないと、単位もらえないんじゃなかったっけ?」

B「それはちょっと・・・困ったことに・・」

A「・・なっちゃったなあ・・・どうしようかと思って」

B「・・う~ん・・どうしたらいいかなあ・・・」

A「・・・・とりあえず書いてから、先生に相談してみようかな・・」

B「そうか、相談してから、また考えてみる?」

A「そうだねえ・・・そうしてみるよ」


ポイントは、AさんがBさんに相談している形だけれども、
Aさんが自分で問題解決に取り組む流れになっている点ですね。

Bさんは何も助言していないですが、
Aさんが自分の問題として捉え、方向性を導き出していく。

そういう流れになるようBさんの応答が機能しています。


つまり「オウム返しの繰り返し」では、自然とこういう展開にはならないでしょう。

気がつくと自分で答えを出そうとしている・・・という流れが適切ということです。


オウム返しという代表的な勘違いについて取り上げましたが、
他にもこのような例は一つや二つではありません。

普通に社会経験があれば「おかしい」という感覚が出てくるはずです。


そう、ここで重要なのがそうした普通の感覚、当たり前の感覚。

そうした感覚を働かせるということですね。


普通に考えて「おや?」「あれ?」「ん?」という感覚です。

思い込みや先入観なく、自然と出てくる感覚や直感。

実はこの感覚や直感は、実際にカウンセリング面接をする上でも、とても重要なんです。


クライエントの話を聞いていく中で「おや?」「あれ?」という感覚が出てくる。

思い込みや先入観なく、自然と出てくる疑問や違和感。

あるいは「ピンとくる」「なるほど」といった自然に出てくる感覚。

こうした感覚や直感を頼りにすると、問題の核心に迫れることがよくあります。


つまり、カウンセリング学習で感じた素朴な疑問、
そして疑問を感じる感覚こそ、今後につながるわけです。


実際の面接のどういう場面がそれに該当するのかは、
養成塾の授業の中でお伝えしています。


こうしたカウンセリング学習の疑問を解決したい方。

具体的にどうすればいいのか・・が知りたい方。

 

どうぞ養成塾へご相談ください。 
 
       

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