「真の傾聴とは?」メルマガ第2回:2011年1月21日

こんにちは、鈴木です。


第2号のメルマガとなります。
前回、間に合わなかった方、はじめまして(^^)


このメルマガは、カウンセラーや
セラピストの方向けのものです。

 

しかし、一般の方も登録して下さっているようです。

 

 

そう、私のクライエントの方も登録しています。


私のクライエントの方は、勉強熱心な人が多いんです。

 

カウンセリングと並行して、あるいは、
カウンセリングが終了しても、セミナーに来られます。

 

昨日も北海道からわざわざお出でになられました。

滋賀県から毎回セミナーに参加なさる方もいます。


そういう方たちとこのメルマガの内容をシェアできること、
とても嬉しく思います。

 

 

さて、傾聴について。

早速ですが、具体的な例で見ていきましょう。


クライエントのAさんが、こうつぶやいたとします。


「私、努力っていう言葉が好きじゃなかったんですよ」


さあ、この一言にあなたはどういう言葉で応じますか?

 

超初心者問題ですね(^^)

 

 

でも、実際こうした表現を面接で聴くと、
カウンセラーは途端におかしな応答をしだすのです。


例えば


「努力が好きではないんですね」


どうでしょう?

 

不適切な応答だということはわかりますよね?

 

それでも、いざ、面接となると、こうなってしまうんです。

 

 

傾聴でも全く例外じゃないんですが、
知っていることと実際にできることとは違うんですね。


傾聴で必要なのは、ズバリ、正確に聞くことですね。


この正確に聞くことが大事であることに、
異論を唱える人はいあまりいないと思うんです。

 

 

ところが、実際に正確に聞こうとしても、聞けなくなる。

 

こういうケースがたくさんあるわけなんですね。


ちなみに、先ほどの応答。

 

「努力が好きではないんですね」ですが、
クライエントは努力が好きではないとは、言っていないんです。

 

わかりますよね?

 

努力という「言葉」が好きではないと言っています。

 

しかも「好きじゃなかった」と過去形なんです。

 

 

努力が好きじゃないのと、
努力という言葉が好きなじゃいということ。

 

これはそこに込められたニュアンスによっては
その意味合いも全然違ってくるんです。

 

 

努力という言葉が好きじゃないということは、
努力を馬鹿にして、あまりしてこなかったということか。

 

それとも、努力はそれなりにしてきたが、
どうしても努力という言葉のニュアンスが
好きになれなかったとうことか。

 

はたまた、努力はしようとしたが、思うように努力できず、
努力という言葉も好きではなかったと言いたいのか。

 

あるいは、そこまでの重さのある言葉ではなく、
単に努力という言葉が好きじゃなかったという話か。


いろいろ想定できるんです。

 


しかも、過去形ということは、今は
努力という言葉の捉え方が違っている可能性もある。


さらに、「好きじゃなかったんです」ではなく、
「好きじゃなかったんですよ」と、「よ」で終わっている。

 

ということは、この先にもっと言いたいことがありそう。


そんな含みを残して終わっている可能性も考えられるんです。

 


ここは正確に

 

「努力という言葉は、好きではなかった(んですね)」

 

と返すところなんです。


つまり、

 

「私、努力っていう言葉が好きじゃなかったんですよ」

という言葉だけでは、こちらは「ああ!なるほど」ってならない。

 

いろいろなことが想定されるから、もっと具体的に知りたいし、
この先、何を伝えようとしているのかも知りたい。


そうなれば、相手の表現をオウム返しして、
その言葉についてもっと具体を語ってもらう。

 

 

そういう対応が一番適切なんです。


これは、オウム返しの有効な場面の一つでもあります。

 


傾聴する、正確に聞く。


問題は超初心者編でしたので、易しかったかもしれません。


でも、傾聴(正確に聞く)は、すごく重要。

 

ここで正確さを欠くと、ここから先、全部狂ってくるからです。

 

 

でも、ここを正確に一つ一つおさえていければ、
面接は深まっていくということです。


こうしたカウンセラーの"動き方"を厳密にチェックするには、
やはり面接などの実際の録音をチェックしていくことです。

 

できれば、逐語記録が同時にあれば、なおベターです。

 

つまり、カウンセリングの技術の向上のためには、
"記憶"ではなく"記録"で振り返ることです。

 

 

でも、多くのカウンセラーがこの研修を嫌います。


それは、自分の面接の不十分さを露呈するからです。

 

でも、これを嫌がっていては、技術の向上はあり得ません。

 

 

私の師匠は、この点について、こう言っていました。


「録音を嫌がるのは、カウンセラーの防衛である」


私もまったく同感です。

 

あなたはいかがですか?

 


ご自分の中に、この種の防衛はありますか?

 

それとも、果敢に研修に臨んでみますか?


クライエントの力に少しでもなりたい。


そう思うのであれば、確かな研修を受けてください。



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