「カウンセリングの実力とは?」メルマガ第1回:2011年1月17日

こんにちは、鈴木です。


さて、第1回目のメルマガはこのテーマについて。


「カウンセリングの実力ってなに?」

 

あなたは、どんな力を持っている人間が
カウンセリングの実力があると思いますか?

また、臨床力(面接力)とは、どんなことを指すと思いますか?


私はカウンセリングの実力とは、
次の3つの力に集約されると思っています。


1)傾聴する能力(正確に聞ける力)

2)共感的理解の能力(的確に、深く理解できる力)

3)応答する力(適切で心に響くレスポンス能力


一つずつ説明します。


1)傾聴する能力(正確に聞ける力)

 

99%の人が、先ずここでつまづきます。
ほとんどの人が聞けないのです。


例えばクライエントが、

 

「なんか不安な感じがするんです」

 

とつぶやいたとします。

 

それなのに、カウンセラーの多くが

 

「不安なんですね」
「なんか不安を感じるんですね」
「不安だと思うんですね」

 

と応えます。

 

クライエントが「なんか不安な感じがするんです」と
言っているのにです。

 

「不安です」とは言ってないし、「不安を感じる」とも
「不安だと思う」とも言ってないのにです。

 

さらには、

 

「心配なんですね」
「なにか気になるんですね」
「恐れを感じるということ?」
「怖いんですね」

 

となっては、どうにもなりません。

 

まして

「どうして不安なんでしょう?」
「何が不安なんですか?」

・・と、いきなり質問になってしまったり・・・


こういうことを面接で平気で(無自覚に)やってしまう。
だから、面接がまっとうな方向に深まらないんですね。

 

2)共感的理解の能力(的確に、深く理解できる力)

 

クライエントの言動や様子から、
クライエントの感覚・経験の世界を
リアルに感じ取る能力です。

 

これは本当に研ぎ澄まされた感覚と鋭敏な神経が必要で、
聞く能力と一緒で、嫌になるくらい
訓練の積み重ねが必要となります。


3)応答する力(適切で心に響くレスポンス能力)

 

ここは言葉の選択力がものを言いますが、
1)と2)が十分に練られていなければ機能しません。


いかがですか?


「不安だ」ではなく、
「不安な感じがする」とはどういう意味か?

 

「なんか」という表現が前につくのは、
どんなニュアンスや感覚なのか?


こうしたことを十分に吟味して
瞬間的に生きた応答をする。

 

だからクライエントは信頼してくれるんですね。

 

 

こうしたことは、カウンセリングの本や、
カウンセリング学校のテキスト・講義では聞けません。

 

大学の臨床の授業でも、
聞けないのではないかと思います。


でも、生きた人間の心を相手にする私たちは、
こうした"侘び"や"さび"といった感性や、
人間関係の"機微"というものを頼りに対人援助を行います。


こうした世界から生み出されるものは
計り知れない可能性がある。

 

私はそう信じ、いえ、そう確信しているんですよ。

 


また、カウンセラーの実力に必要なものとして
もう一つプラスするならば、それは
「ケースを見立てる力」だといえます。


あなたは、ケースを見立てる力はありますか?


これがなければ、継続して面接を進展させられません。

 


養成講座では、こうした
臨床の実力のレベルアップを実現するために、
精巧にプログラムされた研修講座を用意しました。


しかも、継続的に研修を受けることで、
着実にそれらの実力を高めていけるようにと考えました。

 

 



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